2016年8月16日 (火)

「あの日、リストラ。1999〜夏…」

於:ウッディーシアター中目黒

らむたんのお芝居を見てきました。
建設会社のリストラ対象の社員がアダルトビデオを制作する話です。

らむたんが出演するお芝居でテーマがAVってことでドキドキハラハラだったのですが、大変おもしろいお芝居でした。

登場人物がそれぞれ個性があってすごく良かったです。

その中にあって佐藤課長は一番の常識人なんだけど、あのメンバーの中だとそれが個性になるのだなぁ。

それと、あの奥さん。まーできた人ですよね。娘に向かって啖呵切るところかっこよかったです。綺麗だし、お金の管理もばっちり、素晴らしいですね。

そして、娘。父が会社でAV撮ってるって知った直後の反応はお父さんかわいそう…てなったけど、しょうがないよなーそりゃ。でもそのあとの肩揉んでる姿を見て、あーええ子や、てなりました。
(でもあのシーン、つまり父と娘の二人でAV見てんのよな、それはそれでモヤモヤするぞ…)

あとやっぱりあの掃除のおばちゃん。得てしてああいう人が一番くせ者だったりするんですよやっぱり。
…あのおばちゃん、江藤さんて言うのな。その名前、劇中に出てきた気がするんだけど、何だっけ…思い出せない…。

下ネタ得意じゃない系男子なので開演直後はちょっと不安だったけど、最後まで見てみたらとてもいいお芝居でした。

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2016年5月 2日 (月)

ホットポットクッキングPresents「失神タイムスリドル」

於:新宿村LIVE

元アイドリング!!!の21号27号29号33号出演のお芝居を見てきました。

まずはとにかく卒業後にこのメンバーで一緒に舞台に立つって事だけでも嬉しい事だし、それがアイドルをテーマにしたお芝居で劇中歌って踊るってんですからそれはもうめちゃくちゃ楽しみにしていました。

元アイドルグループのメンバーが久し振りに集まって、そこでひょんな事からタイムスリップしちゃうんだけど、身体は25年前に戻ってるんだけど精神(と体力)は2016年のままっていう話で、最初は25年後のメンバー役の人が出るのでどの人が誰か考えながら見てました。ただしかえぴょんは眼鏡をかけたビジュアルが出てて、眼鏡をかけた人が1人だけだったのでそれはわかりました。とは言え、アイドル活動の後に医大を出た頭脳明晰な女性という役で、「え、これホントにかえぴょんかな…」と思ったりもしました。
タイムスリップが起こってついに4人登場。凄い、見た目はかわいいあの4人なのにちゃんと台詞がおばさん臭いw。
タイムスリップした事によってちょっとややこしい事になりつつも、よくある面倒くさいパラドックスがどうのこうのっていう展開はほとんどなく、テンポ良く話が進んでいきます。そんな中で気になっていたかえぴょんですが、これがちゃんと当初の印象通り難しい台詞をスラスラと滑舌良く話しててちょっと感心してしまいました。かえぴょんやればできる子!
ダンスシーンもあるんですが、体力が25年後のままなのでちょっと踊ると息が上がってしまうっていう設定なのでちょっとずつしか見られないのですが、解散ライブ本番のシーンでは2曲も披露してくれて、嫌が応にもアイドリング!!!の頃を彷彿とさせたし、この子達はまだまだアイドルでいるべきなんじゃないのか、なんてことも思ったりしました。何より久し振りに『可愛すぎて涙が出る』てのをやりましたよ。
解散ライブのシーンは主役のビターチョコレート以外の2グループもジョイントして総勢10人以上がパフォーマンスするということでなかなか壮観だったのですが、その後ろで25年後の人達も一緒のダンスを踊るんですよ。これ、終演後の握手会でらむたんが「来夢的にはあそこが泣き所だと思うんですよね!」て言ってたところでもあるんですが、ここはグッと来ました。
あと、小笠原さんが「解散ライブができる事に感謝して、今まで応援してくれた人すべてへの感謝を込めて」的な台詞があるんですけどそれもなかなか。
アドリブもあってすごく笑ったし、武田の企みを小笠原さんが暴くシーンでは爽快感もあったし、本当に面白いお芝居でした。
母数が少なくてアレですが、少なくとも今年見た中ではダントツで面白かったです。普段から基本的に公演期間中どこか一回行ければいいやという考えなのですが、これはもう一度見たいと思いました。後の祭りですが。
このお芝居の演出の吹原幸太さんはポップンマッシュルームチキン野郎の主宰でいらっしゃるという事で、PMC野郎と言えばリンガーにはお馴染みの渡辺裕太もおられるので今度行ってみようかな。

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2016年4月 3日 (日)

三宅ひとみさんのこと

去る3月31日、三宅ひとみさんが芸能活動からの引退を発表されました。

俺がアイドリング!!!を好きになり始めたのは2期生が入って数か月経った頃だと思われるのでその時には既にひぃちゃんはいた筈ですが、『一目見たその時から』という感じではありませんでした。ただしすごくまっすぐな気持ちのいい子だとは思っていて、そういう風に思っていたところでアイドリング!!!のドッキリ企画を見たのです。MCを升野さんから別の人に変えようかと思っている、と偽の情報を聞かされて涙を流すひぃちゃん。なんて美しい…。斯くしてひぃちゃん推しの一丁上がり、でした。

アイドリング!!!のイベント的なものに行くようになったのはまたちょっと時間が経つのですが、確か2013年4月28日。アイドリング!!!のイベントじゃなくて、すぅひぃ+佳蓮が出た映画の試写&トークイベントがあって、そのイベント後の一斉握手会、これがひぃちゃんとのファーストコンタクトでした。たぶん初めましての挨拶と、一言映画の感想なんかを喋ったような気がします。

アイドリング!!!の個別握手会にも行きましたが最初の内はうまく喋れず、なかなか苦心したものですが、その苦心が裏目に出てしまう事になりました。 直前にメンバーの誰かが納豆好き的な事言ってて、それで納豆が死ぬ程嫌いなひぃちゃんにそのことを振ってみたらなんか面白い反応が見られるんじゃないかと思ったんですが、そんな浅はかな考えは見事に打ち砕かれました。何を聞いても単発に単語しか返ってこない…。しまったと思いましたが一度出た言葉は引っ込められるはずもなく、大変気まずい雰囲気のままブースを後にしたのでした。さすがに落ち込みまして、1ヶ月後のイベントにお詫び状をしたためて行ったという思い出があります。いや、ひぃちゃんがいちいちそんなこと気にしてるわけはないんですけど、なんかけじめ付けたかったんですよね。

2015年になってボンクラな俺もようやく誕生日プレゼントを渡すという考えに至りまして、人生で初めてサンリオのショップに行ったりしましたよ。2015年のサンリオキャラクター大賞でポムポムプリンさんが優勝したばかりの頃で、タイミング的にここしかない!と思ってプリンさんグッズをいくつか買ってプリンさんのラッピングしてもらって、それを持って握手会に臨んだのですが、そこでまさかの握手券枯れという事態に…!ブースの外にプレゼント箱が出ていたのでそこに入れてくることができたのがせめてもの幸いでしたが…。

そんなことがありつつもだんだんと喋れるようにはなっていきました。心がけたのは、最初にタメ語で話しかけること。これでなんかフィルターが1枚外れたかのように話しやすくなったという印象があります。最後の握手会の時、ちょうど朗読劇の最中で、確かマチネを見に行ってその足で握手会の最終回に行ったとかそんな感じだったと思いますが、そこで『くるみんがお姉さんぽくてすごくしっかりしてて…』て話をしたらすごく嬉しそうに「へえぇ、そうなんだぁ」って言ってたのが思い出されます。本当に、優しい良い先輩でもあったのですね。

結局その後ひぃちゃんに会う機会はありませんでした。卒業後もアメスタなんか時々出てたので無理してでも見に行ったりしてみれば良かったと思いますが、後の祭りってやつです。

正直このタイミングでの引退ってのは予想しておらず、どう受け止めたらいいのかわからないのですが、引退した事実は変えられません。今後のひいちゃんに幸多かれと願うばかりです。

途中からだったしゆるヲタだったけれども、ひぃちゃんを応援していた日々は楽しい時間でした。その時間をくれた事と、ひぃちゃんと出会えた事に感謝します。
ありがとう。

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2016年2月21日 (日)

「あの日、たしかに私たちは「アイドル」だった。」<2016>

去年の9月に上演された、アイドリング!!!の「歌唱朗読劇」の再演でした。

キャストがちょっと変わって、Youthのメンバーは全員アイドリング!!!メンバーになりました。そして日替りゲストがさんみゅ~のあやなで、こないだのがんVic五番勝負の時に「朗読劇楽しみにしてるよー」て、伝わったかわかんないけどとりあえず言ってみたりしてて、つまり全員接触したことがある人で、何となくホーム感を感じる舞台でした。

ストーリーはほぼ変わらず。ふるちゃんのソロもあり、「だいじなもの」もあり。ふるちゃんout、あやなinの状態で「やらかいはぁと」やったのはすごく良かったです。あやな美しい。美しいと言えば、ミケがなんだか綺麗になったような気がしました。

ストーリーが同じだったので初演の時に腑に落ちなかった所を注意して観てました。
最後、MAYUが再びアイドルとして再スタートする、みたいな事を話す場面があったんですけど、あれって結局MAYU本人は何も言ってないんですよね。SEKIちゃんが「そう願ってる」
ていうのがあの場で語られてるすべて。ふーむ、なかなか想像力を掻き立てられるストーリーだな。

初演から半年も経っていない時点での再演という事で、筋はほとんど同じ、ちょっとだけ味付けが変わったと言った感じで、初演を観られなかったリンガーにとってはいい機会だったのではないでしょうか。

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2016年2月15日 (月)

SANETTY Produce 『Over Smile』

於:新宿村LIVE

前から名前はよく聞いていたものの、なかなか見る機会がなく月日が経ってしまった感じの「OverSmile」を見てきました。今回見る気になったのはもちろん主演がらむたんだからです。もうここ何年かでも例を見ない程出演者先行で。

ぶっちゃけこういうファンタジーぽい話って演劇のシチュエーションとしては苦手なほうなので不安だったんですが、さすがに何度も上演されている名作だけに変に気になる所は(まったくとは言わないが)ほとんどなく、綺麗なお芝居でありました。お芝居としてちゃんとしてる。

最初に現代日本のシーンで始まるし、その後もちょいちょい戻ったりするのですが、ラストに向かって激しい展開になっていって、ラストシーンもあっちの世界のシーンで終わるので異世界に迷い込んだ感相当強めです。

人の名前がネタになってたり、その名前が実はこの世界の様子を表していたりして、この辺の設定がなかなか深かったりします。まーもうちょっと何とかならんのか、て名前もあるんですけど、わかりやすさのためにしょうがないって所もあるのかなー。

劇中台詞で、「色盲なので赤も緑もわからない」って言うんですけど、最初のほうで舞台の後ろから照明が当たる中、登場人物が入り混じって踊るパートがあるんですけど、俺も色盲なので「赤と緑わかんねーな」と思ってました。ただしその後の話がわからなかったりはしなかったので安心。なんかおもしろい体験でした。

さて、らむたんの事なんですが。

これがまー美しくて!正に美少女でしたわ。元々肌白いし瞳の色も薄くてちょっと違う感じの綺麗な子ですけれども、それであの役なんてやったらホント神の化身か何かのような感じです。ドクトル・タカマツが台詞で「普通の女の子ですよ」て言うんですけど、いやー普通の女の子ではないよなー神々し過ぎるもん。そしてこの子は話のほぼ全部手話で進むわけですが、例えば強い感情を表す時の強めの動きとか、ちゃんと感情が伝わって来て、名演でした(リンガー補正がかかっていることは否めない)。
そうだ、キャラメルボックスの三浦さんなんかがいつもカーテンコールで手話で「ありがとう」てやるんだけど、らむたんも同じのやってて、なんかちょっと感動しました。


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2015年11月14日 (土)

うわの空・藤志郎一座「面白半分」

於:上野ストアハウス

アイドリング!!!の公演に気を取られてうっかりしていてチケット用意してなかったのですが、上野って事で行きやすいし、何しろ面白半分は初演の時に「これが俺が見たかったうわの空だなぁ」と思ったお気に入りの演目なので、当日券目当てで会社帰りに行って来ました。

最初キャスト表見てて「木金だと小栗さんいないのかー、小栗さん見たいなー」て最初は思ったんですが、ちょっと考えて、小栗さん以外の人がアツコを演るとどんな感じになるのか見てみたいなーという考えが浮かんできて、結局金曜日に。

良かったわーアツコ役の由和紗さん。「しっかり者」感があって、チャキチャキしてて、それでちゃんとおもしろかった。
今回の笑いのツボは「きゅうじんのらん」と、「チョメチョメ」のシーンな。あれホントに笑い死ぬかと思いました。

初演の時にすごい笑ったデジタルパーカッションみたいなののシーンもあって嬉しかった。
うわの空の再演ってこういう所が意外としっかりしてる印象があります。

って言った上で、ラストシーン。
あれって初演でもああだったっけ…いや、確かにあんな感じでした、それは間違いないんだけど、なんかあっさりしすぎ?て思っちゃったのは俺の心の問題ですかねー。
あーでも、特に不満があるわけではないです。
この先マモルとユウスケが共存する生活が始まるのかなーと思うと周りの皆さんのご苦労如何許りか、などと思ってしまいますが。

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2015年9月23日 (水)

アイドリング!!!10年目の明日ング!!! 特別舞台公演『見よ、飛行機の高く飛べるを』

於:キンケロシアター

アイドリング!!!の2回目にして最後の演劇公演。
前回の『ペロン~特撰カルビ7人前をペロン~』はワタクシ拝見しておりませんので、初めてアイドリング!!!のお芝居を見るという公演でした(ひぃちゃんのお芝居は何度か見てますが)。

この演目は1997年に青年座によって初演が行われて以降、いろいろなところで上演されてきたスタンダード。つまりアイドルグループが上演する事なんか全く想定していないガチなお芝居というわけです。
婦人運動家、参議院議員の市川房枝の愛知県女子師範学校在学時のエピソードがモデルになっており、登場人物は何人かを除いて名古屋弁で話します。

アイドリング!!!のお芝居でもありますしラサール石井さん演出ということもあってか、そこそこ笑いもありつつ、当時の女性が置かれていた立場とか、日露戦争後の社会情勢とかが教師たちや賄いの小母さんの息子と言った大人たちの会話、それに「青鞜」の記事として描かれていきます。

女性の地位向上に最も熱心で活動の中心になった、まっすぐだけど不器用な杉坂(市川房枝をモデルとしている)、成績優秀スポーツ万能ユーモアのセンスもあって学生にも教師にも人気のある満島の二人を中心として、それぞれの登場人物が個性的で、それが演者の個性とも相まってとても興味深かったです。

物語中最大の事件である板谷順吉の登場のシーンは本当に迫力があって、手に汗握るというか、なんとも言えない気分でした。
もう一つは女学生たちの目標であった安達の変心のシーン、これも安達の鬼気迫る感じと、その言葉と、尊敬していた先生に裏切られたという戸惑いとかが混然となっている感じがとても見応えがありました。

題名に「飛行機」と付いているのですが実際飛行機はほとんど関係ありません。「飛行機」というのは杉坂の心の中での、新しい女性、新しい社会の象徴のような物だったのですな。

最後に杉坂と満島は別の道を歩む事になりますが、2人それぞれに別の光が当たっていて、「こういう道もある」ということが表現されていたのかなと思いました。


さて、ここからはリンガー的感想。

まずは、さかっち(杉坂)。朴訥としていて不器用な感じが不思議とさかっちと符合する所があって、とても良かったです。神原Pが市川房枝のWikipediaのリンクをツイートしてたので見てみたら若い頃の写真が載っていたのですが、見た瞬間「さかっちの写真が載ってる!」て思いました(^^)

次にとんちゃん(満島)。とにかく完璧な女性の役で、ただしいいトコのお嬢様なので世間知らずという、これもなんだか実にとんちゃんらしい感じの役でした。まさにガチ岡。

うめ子(大槻)。グループの中で比較的慎重派なのが、これまたそれっぽい。そして台詞の中で「…だに。」って何度か言ってて、これは名古屋弁(尾張弁が強い)というより三河〜遠州弁なんだけどあれはアドリブなのか台本通りなのか…。

あさひ(山森)。スポーツできるけど満島には及ばず、そしていつも何かしらやらかすっていうところ、そしてそれをからかわれて拗ねちゃうところなんてまんまあさひじゃんか(^^) そして運動会の日にボイコット中の2人に食事を持って行ってあげるところも。ええ子や。

るぅちゃん(梅津)。わりと思った事をはっきり言っちゃうのと、あとちょっと調子いい感じ?るぅちゃんもけっこう言うからなー。

らむたん(石塚)。この子はとにかく明るそうでいつも笑ってる感じでかわいい。らむたんは笑ってるところはもちろん怒ってるところも泣いてるところも好きなんだけど、こういうのもいいね。石塚は清書間違えたところを取り消し線で良しとしちゃったりとちょっとマイペースなところもあるんだけど、それもいい。

せっさん(北川)。この子がまたせっさんのイメージ通り!真面目で、自分の立場と先輩への義理とで義理の方を選んじゃう、そしてその事でさらに悩むようになる、とか。せっさんてほんとそういう感じ!

そして、ひぃちゃん(木暮)。この物語最大の事件を引き起こす人ですが、その前までの、恋に恋して浮わついてる感じとかはあんまりイメージないかなー。ただ、最後に「うっとりと…(中略)しました!」とキッパリと言い放ったシーン、大変印象的でした。
ちなみにパンフレットの対談で「いつホントにキスするのか?」ていう話題があったんですが、私それを目の当たりにしたら寝込むかもしんまい。(←演劇好きとは思えない発言)

演劇の経験もそこそこある人が多いし、こういう事を言うのは失礼ですが、みんなしっかり役者でした。この座組のお芝居もっと見たい。


さてと、せっかくこういう演目なので、ちょっと微妙な話も書いときます。

何度も書いている通り、この話は市川房枝が師範学校時代に良妻賢母教育に反発してボイコットした話がベースになっております。
良妻賢母教育と聞いて思い出すのが「親学」という思想で、安倍晋三をはじめとする自民党議員に広く支持されていることでも知られています。
よく話題に上るのは「発達障害は育て方が悪いから発生する」などという根拠のない差別的主張についてですが、これに伴って「女性は社会に出たりしないで家で子育てしておれば良い」といった発言が閣僚から発せられたりもしていて、戦前の良妻賢母教育を賛美する風潮が高まっているような気がします。
そのような事が気になっていた時期にこのお芝居を見ることができたと言うのは、女性の社会進出の歴史について考えるきっかけにもなったし、良かったと思っています。

このお芝居、見る人によって受ける印象全然違うんだろうな…。

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2015年9月22日 (火)

アイドリング!!!10年目の明日ング!!! 特別朗読劇公演『あの日、たしかに私たちは「アイドル」だった。』

於:CBGKシブゲキ!!

事前情報では、「朗読劇」とは言うものの、台本を外して演技する場面とか、歌うシーンも何度かあるということで、どんなものかと思っていたのです。あと、スケジュール的に稽古の時間もそんなになかったんじゃないかとも。

感想としては、予想以上のクォリティでした。

歌の分量がとても多かった。

その影響かも知れないけど、ストーリー自体は割とあっさり目というか、基本的に過去の出来事の述懐という形なので急展開!とかどんでん返し!とかはなくて、少しずつ当時の回想みたいな感じで各人物どうしの掛け合いがある感じ。
アイドルグループの中で徐々に人間関係が壊れ始めていく時期の、言い争いとか、その傍でどうすればいいのかわからない感じとか、ピリピリ感が凄く感じられていい演技でした。

最後のシーンはKURUMIからの手紙を読む場面なんですけど、このシーンはもう…。
これはこっちの勝手な事情なんですけど、5月に実際がんでアイドルを亡くすっていう経験をしている事もあって、ずっと心がザワザワしてました。
ちょっとよくわからなかったのは、このシーンの前にMAYUの手紙か何かで「今は地元のお店でバイトしてる」ていう台詞があって、あぁ、この子は一旦芸能活動に区切りを付けたんだな、と理解してたんだけど、KURUMIの手紙に「芸能界に戻る」 みたいなことが書いてあって、あれ、いつの間にかそういう話になってたのか、って思いました。

さて、ここからはリンガー的感想。

とにかく、歌が。

冒頭のライブのシーンが「GEGW」で始まって、その後のOP映像みたいなので「ガン乙」。
それに、事前のコメントでるかぴょんが『一期生さんがすごく大切にしてる曲』を歌うという情報があったので、まさかと思いつつ予習して行ったらホントだった「だいじなもの」とか「さよなら・またね・だいすき」とか、あれはリンガーを泣かせようという意図の上での選曲に違いない。あぁ泣いたさもうボロボロ号泣したさ!
(ちなみにその後個別握手会でひぃちゃんにその事話したら「お疲れ様でしたwww」て言われたんだぜ)

歌といえばもう一つ、ふるちゃんが工藤静香の「抱いてくれたらいいのに」をソロで歌ったんですけれども、今更ながら改めてこの人の歌唱力に感心しました。ふるちゃんの歌は武器になると思うなぁ。

シナリオの内容にもよるのかもしれないですが、くるみんがふんわりと5人をまとめてる感じがして、これも意外だったし良かった。このへんはいくつかの舞台で主演をこなした経験なんでしょうか。みんな成長してるんだな。

この通り、「朗読劇」と題しているものの、同時に「音楽劇」でもあると言ってもいいような内容で、正直思ってたよりもかなり楽しめました。アイドリング!!!の公演は最初で最後だけど、こういうのもっと見たいと思いました。

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2015年5月 5日 (火)

うわの空・藤志郎一座「Palm-タナゴコロ-」

於:紀伊國屋ホール

【注意!ネタバレあります!】

5月の大型連休恒例の、うわの空の紀伊國屋ホール公演に行ってきました。

紀伊國屋ホール公演はいつもの公演とは違い、人数が多かったり楽器演奏があったりすることがよくあって、今回も大人数、楽器演奏ありという舞台でした。

しかし今回のは今まで以上に違っていました。

完全に架空の世界で、2つの国があって、一方は常に太陽が出てる国、もう一つが"夜の国"。昼間の国には女王を頂点とする王家があって、その国と夜の国が太陽を巡って諍いが起こっていて、それぞれの国の兵士たちは剣を持って闘うという世界。

いや、ヘロQとか30-DELUXとかならともかく、正直うわの空でこういうお芝居を見ることになるとは思ってませんでした。こういうのってもっとこう、若い方がおやりになる物だとばかり…(←いろいろ失礼)。

お芝居中に多人数の殺陣シーンが入るのも斬新なんですが、そんな中でもうわの空テイストは微塵も薄れてはいなくて、笑えるポイントは満載で、そっちの面で物足りなさを感じることはありませんでした。キャラ的にはソヨギ様が良かったなー。登場シーンからおもしろかったです。

ラストは切なさ全開で、なかなか思い切った結末にしたなーと思います。ただ、女王アタラヨの選択は十分納得できるし、その後のシエルの選択も、哀しいけど、なるほど。そしてテンロウの気持ちや如何に。そういうのも色々感じられて素晴らしいラストでした。さすが。

最後のダンスブロックも素敵でした。うわの空でダンス見るのは珍しいです。
(だいぶ前に本公演じゃないライブか何かで見たかも知れないな…)
素敵だっただけに、その後の観客席が変な空気になってしまったのは残念でした。

うわの空としてはけっこう異色のお芝居だとは思いますが、ときどきこういうのがあってもいいかもしれません。おもしろかった。

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2014年7月27日 (日)

天才劇団バカバッカ「グッドモーニング、アイスパーソン」

於:東京芸術劇場シアターウエスト

天才劇団バカバッカは前にもアイドリング!!!メンバーが出ていて気になっていたのですが、今回すぅちゃんが出るってことで、ちょっと気を失っている間にチケット予約が完了していました。
そしたら良く見たらフォンチーも出てるということで。フォンさんとすぅちゃんの共演は「おるんと高麗犬」以来ですなぁ。

そして、サヘル。彼女のことを初めて知ったのはJ-WAVEのGMTでレポーターとして出ていた時で、調べてみたら2004年4月ですってよ。10年目にして初めて生サヘルでした。

『南極の2万年前の氷の底から完全な人体の標本が掘り出された』てのがなんか「星を継ぐ者」を彷彿とさせてワクワクします。その後、解凍されてから記憶を取り戻していく過程もなんだかSF的で面白かったです。フォンさんが通称「ビューティーちゃん」ていうのが何とも言えないけどいい感じでした。

で、記憶を取り戻してからアイスパーソン達から事の次第を明かされてからがまた。未来人が自分たちの世界をユートピアだと思っているのが現代人から見るとディストピアそのもの、ていう構図も、まぁ言ってしまえば使い古された構図ではあるのですがそういうところも昔ながらのSFって感じで良かったのかなぁと思ったりしてます。今思うと。そういう意味だとフォンさんの衣装もなんかキラキラしてて「昔ながらの未来人的」でした。

2人の未来人が屋上で寿命の到来を待つシーン、あのシーンのフォンさんは本当に美しくて、危うく推し増ししそうになりました(嘘)。

すぅちゃんの役は、(たぶん)最年少で一番かわいらしいけど天才科学者、的な感じですかね。こういう役は好きです。「一秒だけモノクローム」の主人公がそういう感じだったかな。量子コンピューターの開発者、と言うと「鉄腕バーディー」の中杉小夜香みたいな感じでしょうか…(ちょっとブレた)とにかく、すごい元気でかわいらしくて、歌も聴けたし、良かったです。

さっちゃんの役は…えーとなんだっけな、研究所に派遣されてる政府の職員?みたいな感じ?感情の起伏が少ない冷静な人。美人だけど。っていう、これもよくある設定。

書いてるうちに気がついたけど、この人の言語能力すごいと思います。GMTの頃はまだちょっと片言っぽくて、それを持ち前のハイテンションで乗り切る感じだったのに今や普通に日本人の、それも公務員の役ですよ。ナレーションの仕事もやってるようですしすばらしいです。いやぁ成長したなぁ(しみじみ)。

人間の心理のすごく深いところを描きつつちゃんと楽しいし、意識してのことかどうかはわかりませんが、SFの基本にすごく忠実に作ってる感じがして、なかなか面白いお芝居でした。

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